終活って何をすればいいの?最低限やることが知りたい!
終活アドバイザーのにしあねです。
終活を考えているけどまず何からはじめたら良いかわからない。
この記事では実際の体験を振り返り最低限、準備しておきたい終活についてお話します。
終活で最低限しなくてはいけないことがわかるのでもしもの時に備えることができます。
最低限の終活でも自分の人生後半期に何が必要なのか?
新しい気付きを発見することができるでしょう。ぜひ、参考にしてください。
終活の最低限やることリストを紹介!
実際にあった体験談を振り返り最低限、準備したい終活についてお話します。
終活とは?
そもそも終活とはどんなことをやるのでしょうか?
一言で終活と言っても実は考えることや準備しておくことはたくさんあります。全てを決めるには想像以上に時間がかかるものです。
- エンディングノートを書く
- 遺言書を書く
- お墓を決める
- お葬式の内容を考える
- もしもの時の連絡する人を決める
- 相続や資産について考える
- 身の回りの整理
- お金の終活
自分が若いうちや元気なうちはゆっくり時間をかけて考えるのはもちろん良いですが、余命宣告されて体調が悪かったり、高齢で判断力が鈍ってしまうと終活することはとても難しくなります。
最低限の終活とは?
時間があまりない。判断力が鈍り話がなかなか前に進まない。
にしあねもそんな体験をしました。
何も決めず、確認できずに身内を亡くすと後の手続きに時間がかかったりトラブルの原因にもなります。
そんな反省も踏まえてこれだけは確認して欲しいことをまとめました。
- 葬儀社はどこに頼むか?(遺体の搬送)
- お葬式の内容(事前に親族と軽く相談)
- お墓、納骨はどこにするのか?
- 相続人の確認(本籍、居住地、電話番号)
- 遺産の内容を確認(本人の意志確認)
- 現金の準備(葬儀費用・退院手続き)
- 通帳・印鑑・不動産登記・車の車検証明、年金手帳、保険証、遺産に関わる書類はどこにあるのか?
- 万が一の時に誰に連絡して欲しいのか?
こう並べてみると終活の最低限といってもいろいろありますよね。
特に重要な書類はどこにあるのか?後で親族みんなで大捜索にならないように確認しておきたいものです。
終活に積極的でない場合
本人が余命がわずかと認識して積極的に終活をしてくれれば良いですが余命宣告されても「まだ自分は大丈夫!時間はある!」「そんな気持ちになれない」と何も話てくれないケースもあります。
実際ににしあねがそうでした(涙)
そんな時はやんわりでも情報収集しておくことは必要です。過去の年賀状や写真を見ながら話をして引き出して良いでしょう。昔話をすることでいろんなヒントを見つけることもできます。
家族だから仲が良いとは限らない。
家族だから仲がよいとは限らない。生前の口約束はあてにならない。と頭のすみに入れておくことも大切です。
争いごとが起きないように遺言書を残したり、公正証書遺言を作成する方法もあります。エンディングノートで故人の意思を伝えるのも1つの方法です。
正式な遺言にはなりませんが故人と話をした内容を日付け、メモに残しておくのも揉め事を解決するきっかけになるかもしれません。
1番スムーズなのは生前から家族や相続人になりそうな人の間でコミュニケーションをとっておくこと。葬儀は本人の意思でこんな風にしようと思っている。相続はこうしたいと話している。など少しでも情報共有しておくことです。
亡くなってから「そんなのはじめてきいた!」「もっと早くに相談してくれたら良かったのに」何も相談されなかったことに対しての気持ちがちょっとした争いごとのケースになる場合もあります。
終活は元気な時に!
体も健康で判断力もあるうちに終活をすることはとても重要なことです。
余命宣告されて体調が悪かったり、高齢で判断力が鈍ってしまうと終活することはとても難しくなります。
終活は何歳からはじめても良いのです。内容をなんども変更しても構いません。1年に1回見直しても良いでしょう。
まずは最低限の終活だけでもイメージして書き出してみてください。自分の人生後半期に何が必要なのか?新しい気付きを発見することができるでしょう。
自分は残った家族に何ができるだろうか?1歩立ち止まり考えてみることがすでに終活のはじまりです。